「ヒーリングを受けたのに、なぜか頭が重くてスッキリしない…」
「心のモヤモヤが、むしろ強くなったような気がする…」
スピリチュアルやヒーリングは、本来わたしたちの心や体を癒してくれるはずのもの。
でも、受けたあとに違和感を覚えたり、不調が続いたりするケースも実際にあるんです。
この記事では、
・スピリチュアルヒーリングで状態が悪化してしまう理由
・体や心からの「危険サイン」
・安心して楽しむための上手な向き合い方
を、わかりやすくお伝えします。
スピリチュアルを信じたい気持ちは大切にしつつ、「ちゃんと自分を守れる知識」も一緒に持っておきましょう。
スピリチュアルヒーリングってどんなもの?
ヒーリング=目に見えないエネルギーのセラピー
スピリチュアルヒーリングとは、「宇宙エネルギー」「高次の存在」「チャクラ」など、目に見えない力を使って心や体を整えるセラピーの一種です。
よく知られているヒーリングの例
- レイキ(手を当ててエネルギーを流す)
- オーラクリアリング
- チャクラの調整
- アカシックレコードのリーディング
これらは、ストレスや不安を和らげたり、運気の流れを整えたりするといわれています。
期待される効果と、気をつけたいこと
ヒーリングを受けた人の中には、
- 気持ちが軽くなった
- よく眠れるようになった
- 前向きになれた
などの実感がある方もたくさんいます。
ただし、効果の感じ方には個人差が大きく、万人に効くわけではないという点は理解しておく必要があります。
そして、時には「逆効果」となるケースもあるのです。
ヒーリングで悪化?よくあるトラブルとその理由
心や体がつらくなるのはどうして?
ヒーリング後に「なんとなく調子が悪い…」という声は実際によく聞きます。
その原因には、こんなものが考えられます。
● ヒーラーとの相性が合っていない
人にはそれぞれ“波長”があります。どんなに評判のいいヒーラーでも、あなたと相性が合わなければ、逆にエネルギーが乱れることも。
● 浄化反応?それとも体調不良?
「これって好転反応かな?」と前向きに考える方も多いですが、本当はただの不調だったということもあります。
数日以上続く不快感や痛みは、見過ごさずきちんと見極めが必要です。
● 自分軸が弱まっているときに受けると…
心が不安定なときにヒーリングを受けると、他人のエネルギーに引きずられやすくなることもあります。
すると、かえって混乱や疲れが強くなってしまうのです。
危ないかも?スピリチュアルの危険信号
体や心が発している「サイン」に気づいて
スピリチュアルヒーリングを受けたあと、こんな状態が続いていませんか?
- 頭痛や吐き気、倦怠感が長引いている
- わけもなくイライラしたり不安が増している
- 自分ではなく、ヒーラーの意見ばかり優先してしまう
これらは、ヒーリングが合っていない可能性のあるサインです。
「きっとそのうち落ち着く」とガマンせず、体の声にしっかり耳を傾けてあげましょう。
「依存していない?」心のチェックポイント
スピリチュアルに強く惹かれると、次第にヒーラーやセッションに頼りすぎてしまうことも。
こんな傾向があると要注意です
- 「次のヒーリング受けないと不安になる」
- 医療や他人の意見を否定してしまう
- お金や時間をつぎ込んでしまう
スピリチュアルは、あなたの人生をよりよくするためのサポートであって、依存するものではありません。
安心してスピリチュアルと付き合うための4つの方法
① 違和感を「見逃さない」ことが大切
ヒーリングのあとに感じた不調やモヤモヤを、「気のせい」「浄化のせい」と流さずに、きちんと心と体の声を聞くこと。
どんなに信頼しているヒーラーでも、あなたの内側が「NO」と言っているなら、それが正解かもしれません。
② 医療やカウンセリングと併用する
心や体に不調を感じたら、専門家の診断やカウンセリングを受けることをためらわないでください。
スピリチュアルを否定するのではなく、「両方の視点を持つこと」が安心への第一歩です。
③ 信頼できるヒーラーを選ぶポイント
安心してセッションを受けられるヒーラーの特徴はこんな感じです
- あなたの話をしっかり聞いてくれる
- 不安を煽ったり、脅すようなことを言わない
- 継続を無理に勧めない
- 医療や他の方法も尊重してくれる
「依存させようとする人」より、「自立を応援してくれる人」を選びましょう。
④ スピリチュアルとの“ちょうどいい距離感”を持つ
スピリチュアルは、「信じるか、信じないか」ではなく、あなたの感性で“心地よく取り入れる”ものです。
- 毎日を豊かにするための1つのヒント
- 自分と向き合うためのツール
- 気持ちを整えるためのスパイス
そんなふうに、軽やかに楽しむスタンスを持つことが、スピリチュアルを長く心地よく続けるコツです。
ヒーリングへの過度な依存は、自己治癒力の低下を引き起こします。定期的な施術は効果的ですが、必要以上に頻繁に受けることは避けるべきです。
依存的な受け方をしていると、自分の内なる力を見失ってしまいます。本来、ヒーリングは自己治癒力を高めるためのサポートであり、それに頼りきってしまうのは好ましくありません。
おわりに:スピリチュアルは“わたし”を大切にする時間
スピリチュアルやヒーリングは、本来、自分を癒し、整え、輝かせるためのもの。
けれど、それが逆に苦しく感じたり、不安になったりするなら、
「今の自分に合っているか」を見直してあげるタイミングかもしれません。
スピリチュアルを続けていく上で一番大切なのは、
“わたし自身”をちゃんと感じてあげることです。
- 心が疲れていないかな?
- ヒーリングに頼りすぎていないかな?
- 楽しんでいる自分がいるかな?
そんなふうに、ときどき立ち止まって、自分の本音に寄り添ってあげてくださいね。
もし、この記事があなたの「安心してスピリチュアルと向き合うヒント」になれたなら、嬉しく思います。
無理せず、自分らしく、心地よいペースで過ごしていきましょう。